未経験からトラックドライバー になりたい。
効率よくステップアップしたいな。
トラックドライバー に興味があるけど、何から手をつければ良いか?わからない。
ネットで調べても情報が溢れかえっていて、どれが「自分向けの情報」なのか迷いますよね。
こんな悩みにお答えします。
トラックといっても、小型から大型車、けん引車などたくさん種類があるのです。
会社にもよりますが、運ぶ荷物が違う、乗るトラックにより「業務内容」や「走行距離」が違ってきます。
「転職サイトを見ていても、業務内容の意味がわかんない」と思っていませんか?
当然ですが、未経験者のあなたが、どんなトラックに乗れるのか?どんな業務内容から始める方が良いのか?こんな判断ができるわけありません。
なので、ここは、「経験者から学ぶ」が一番なのではないでしょうか。
このサイトは、【未経験者でも迷うことなく「1人前のトラックドライバー」になる】をコンセプトに情報発信しています。
あなたが、迷うことなく、トラックドライバーとして生きていけるように説明していきます。
3〜4分で読める内容です。参考にどうぞ。
未経験からトラックドライバーなる【簡単5ステップ】
未経験者が迷子にならないよう、トラックドライバー【簡単5ステップ】を準備しました。
簡単5ステップ
・運転免許の取得
・「2トン・3トン」ドライバーを目指す
・履歴書作成・面接のポイント
・運転技術向上ポイント
・スキルアップ・キャリアプラン設定
5つの項目を実行できれば、爆速で「1人前のトラックドライバー」として認めてもらえるでしょう。
失敗だらけのボクの経験談から、「失敗しない攻略法」を生み出しました。
参考にして下さい。
運転免許の取得
まずは、必要免許の取得からです。
トラックの運転に必要な免許の種類は、
- 普通
- 準中型
- 中型
- 大型
- けん引
など、たくさんあります。
未経験者のあなたが目指す免許は、ズバリ「準中型免許」です。
免許取得に必要な条件は、
- 18歳以上
- 視力:両眼で0,8以上
- 深視力テスト
- 赤・青・黄色の識別ができる
- 聴力テスト
- 運動能力(身体能力)
などの条件があります。詳しく知りたい人は、下記事を参考にして下さい。
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トラックドライバーに必要な免許|2トン・4トン・大型車
トラックと言っても、「大きい」「小さい」があるし、荷台に箱があったり、なかったりよくわかりませんよね。 当然ですが、トラックを乗りこなす上で必要な免許があり、条件もさまざまです。 この記事では、初心者 ...
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令和の現在では、国や自治体の「補助金」または会社負担で免許取得も可能です。
気になる人は、下記事で確認できます。
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トラック運転手に転職|免許・資格取得に必要な費用は補助してもらえる制度
> 転職 > トラック運転手に転職|免許・資格取得に必要な費用は補助してもらえる制度 トラックドライバー になるには、車の免許が必要です。 さらに経験し、スキルアップするには、中型・大型免 ...
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【2・3トン】ドライバーを目指す
準中型免許を取得することで、
- 車両総重量7,500kg未満
- 最大積載量4,500kg未満
- 乗車定員10人まで
の車両を運転ができます。
運送業界でいう、2トン車・3トン車です。
主な車種として、
- ISUZU:エルフ
- HINO:デュトロ
- FUSO:キャンター
などがあります。
まずは、「このトラックを乗りこなすイメージ」を持ちましょう。
トラックの特徴として、
- 運転席の位置が高い
- 運転席の下にタイヤがある(ハンドリングの違い)
- サイドミラーが大きい
- ディーゼルエンジン
など、乗用車の運転とは異なる点がたくさんあります。
さらに荷台に箱が付いているトラック、俗にいう「箱車」に乗ることで、「高さに注意」することが求められます。
「一般道で仕事をしていると、こんなに障害物があるんだ」と実感できるでしょう。
この感覚が身につくようになると、次のステップ「4トン」や「大型車」への挑戦ができるようになってきますよ。
履歴書作成・面接のポイント
新しいジャンルの仕事をするにあたり、履歴書の作成は難題なのではないでしょうか?
トラックドライバーとなると、アルバイトや派遣の仕事とは違い、一般社員として働くことになります。
名前・住所・学歴・職歴などの記入はなんとかなるけど、「志望動機」や「自己アピール」などが問題ですよね?
ここにいくつか、運送業界で求められる「人柄」「人材」などがわかるような「テンプレート」を準備しました。
丸パクリできるようにアレンジしました。参考にして下さい。
テンプレート①
前職は〇〇で、○年勤続していました。志望動機は、その頃知り合ったドライバーがきっかけです。いつも元気で楽しそうな業務スタイルに魅力を覚えました。配送という業務を通じ、コミュニケーション能力や体力向上ができると感じています。今までの仕事では得られなかった新しいスキルを身につけたくトラックドライバーの道を目指しています。よろしくお願いいたします。
テンプレート②
現在は〇〇で勤めております。ドライバー職は未経験ですが、仕事上いろいろな土地や場所に訪れることができる仕事に憧れ、応募しました。新しいジャンルの挑戦にワクワクしています。初心から学ぶにあたり、安全運転はもちろん、向上心や円滑なコミュニケーションなども必要だと思っています。そのためには、貴社のお役に立てるよう、いろいろな業務を積極的に覚えていきたいと思います。
テンプレート③
○年、〇〇の営業の仕事はしていました。移動時に営業車を使っていて、その時トラックドライバーに興味を持ちました。配送業は未経験ですが、前職で慣らした安全運転を生かしてスキルを磨ければと思っています。また、学生時代はバスケットボール部に所属していたので、体力には自信があります。チームワークやコミュニケーションを大切に、欠かせない戦力として活躍できればと思う次第です。
志望動機で意識したいことは、「円滑なコミュニケーション」「運送業への転職動機」です。
あと、ネガティブ な事は記載しないように注意しましょう。
愚痴っぽくならないよう「明るいイメージ」を伝える感じを伝えて下さい。
さらに、ポイントとして、
- 面接官が読みやすい文章を意識する
- 手書きの方が印象が良い
- 誤字脱字に注意する
最近は、パソコンでプリントアウトした履歴書も認められていますが、手書きの方が印象が良いでしょう。
「きれいな字を書く」のではなく「丁寧な字を書く」イメージで書いてみて下さい。
不思議と「字」は人に伝わるもので、あなたの「丁寧な感情」が伝えられるでしょう。
面接のポイント
こういってしまうと拍子ねけしてしまいますが、前職の面接時とポイントは変わりません。
なので、リラックスした気持ちで取り組んで下さい。
運送業は転職者が多いので、面接のハードルが低いと言っても過言ではありません。
されど、面接です。最低限のポイントは抑えておきましょう。
チェックポイント
・面接官の目を見て話す
・姿勢に注意(背筋を伸ばし、足は「かかとまで」しっかり床につける)
・時計やスマホを見ない
・丁寧な言葉使いで対応する
・時間厳守
「やめた理由」は、必ず聞かれるでしょう。
質問の回答に「言葉選び」が必要です。
「ストレート」かつ「歯切れの良い言葉」が潔く、さっぱりした印象となるでしょう。
・前職は、人間関係のもつれで退職をしました。
・新しい環境に身をおいて、リスタートがしたくなり御社を訪れました。
こんな感じが、歯切れが良く、面接官に好印象を抱くはずです。
運転技術向上ポイント
トラックドライバーに最も必要なスキルと言えば、「安全運転」です。
なぜなら、
- 会社の財産であるトラックを交通事故から守る
- あなたの免許を守り、継続的に仕事ができる
- 安全輸送の実績が積み上がると、顧客や荷主の信頼が得られる
このような理由があります。
たとえば、事故や違反が多いドライバーは、免許の点数がなくなり運転が出来なくなってしまったり、事故処理に時間がかかり配送予定時間に間に合わなくなってしまいます。
そんなドライバーには、会社としても、大切な荷物を任せることができなくなりますよね?
実質、戦力外を通告されたようなものです。
よって、安全運転は必要スキルとなってきます。
トラックの運転は、「上手い」「下手」ではありません。
交通ルールを守り、安全運転することが、最優先でありスキルとなります。
はじめは、難しいと思います。
でも、最初からできる人はいません。
地道に努力していきましょう。
1ヶ月・3ヶ月・半年・1年と継続できた人が、結局、信頼を得られるのです。
毎日、運転をしていれば、自然とトラックの操作にも慣れてきます。
ハンドル捌きや駐車・停車の技術は、経験が全てです。
ゆっくりで良いし、安全かつ慎重な運転を心がけていれば、おのずと信頼と実績はついて来ますよ。
スキルアップ・キャリアプラン設定
トラックドライバーとしてのキャリアプランは、人それぞれ違いがあります。
- トラックサイズを大きくしていく
- 中距離・長距離の運転に挑戦
- 運航管理者の資格を取り、社内のキーパーソンを目指す
- 転職を繰り返し、いろいろな業務を経験する
こんな感じで、考えるドライバーが多いかと思います。
給与アップを目指すなら、「トラックサイズを大きくする」や「中・長距離の運転に挑戦」でしょう。
トラックドライバーをより深く知りたいのであれば、「運行管理の資格」や「転職を繰り返し、いろいろな業務を経験する」ことで真意に迫れるでしょう。
結局のところ、どのジャンルの仕事でも同じことが言えると思いますが、経験を積んでみないと「自分の目指す道」が解らないという結論になります。
経験を積むことで自然と、「仲間」や「やりがい」が見つかって来ますよ。
自分の人生をしっかり設計していってください。