トラックドライバー

「トラックドライバー、これ辛いわー」を暴露|運送業25年やった人が公開

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悩む人
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トラックドライバーって何が辛いの?

ぶっちゃけた答えが欲しい。

こんな疑問にお答えします。

トラックドライバーの本音をぶっちゃけます。

「トラックドライバーやってて、これ辛いわー」

って、思わず声に出したくなることを公開します。

25年やっていると「すいも甘い」もたくさん経験してきました。

この記事でドロドロした経験を、オブラートなしで開示していきます。

これらの経験は、トラックドライバーをやっていると必ずぶち当たる壁です。

ぜひ、経験者の実体験を感じてみてください。

こちらの記事を参考にして、ドライバーライフが伝われば幸いです。

トラックドライバーが感じる「これ辛いわー」8撰

さっそく本題です。

運送業25年の経験から「トラックドライバー、これ辛いわー」と感じた瞬間をまとめました。

答えは以下の8つです。

【これ辛いわー】8撰

  • 「休憩」「食事」の時間が安定しない
  • 定期配送は「飽きる」
  • 拘束時間が長い
  • 「深夜」「早朝」の仕事
  • 「働く時間」が安定しない
  • 友達・家族と「休日が合わない」
  • 人手不足により「仕事が増量」
  • 労働時間の割に「低賃金」

1つずつ詳しく解説していきます。

【これ辛いわー①】「休憩」「食事」の時間が安定しない

トラックドライバーの仕事は時間が安定しません。

・渋滞            ・配送荷物の量

・事故            ・積み込みセンターの事情

・台風などの天災       ・本人のやる気

ほんの一例ですが、上記のようなことが起きると、すぐに仕事に影響が起きます。

お客さんは荷物を待っています。

もちろん、こちらの事情なんて知りません。

時には「休憩なし」「食事なし」で運転することもあるのです。

一人で仕事をしているので、代わりがいません。

仕方のないことですが、これが結構しんどいです。

想像してみてください。

・正月・GW(ゴールデンウィーク)などの超大型の渋滞に巻き込まれる「しんどさ」

・台風の中の運転、大雨・突風の中でのハンドル操作による「不安・恐怖」

・繁忙期により配送荷物が爆発的に増え、誰も手伝ってくれない「孤独感」

トラックドライバーをやるなら、こんな経験は必ず訪れます。

最初のうちは辛いと思います。

でも、何十年もトラック乗っていると「またか〜」なんて思うくらい

軽い感情で仕事することができますよ。

大丈夫です。みんな乗り切っています。

あなたにもきっとできます。

【これ辛いわー②】定期配送は「飽きる」

配送の仕事は、飽きます。

トラックドライバーを始めると当然ですが、毎日毎日いかなる時でも「配送」です。

トラックに荷物を積み込む

目的地まで運転

納品

基本、これの繰り返しです。

とくにルート配送の仕事は、毎日がルーティン化してしまい、飽きます。

毎日同じ景色、同じ時間、同じ荷物の積み下ろしをしていると、

正直、病んできます。

毎日、ひたすら繰り返す作業を繰り返すことがトラックドライバーの仕事です。

「誰でもできそうな仕事」でありながら、

「継続が難しい仕事」だと思っています。

ボクはルート配送の仕事を15年ほど継続しています。

なので分かるのですが、ルート配送を継続できる人は少ないです。

みんな飽きて辞めていってしまいます。

継続できる人って本当少ないんです。

あなたにはできますか?

こればかりは、やってみないとわかりませんよね。

【これ辛いわー③】拘束時間が長い

トラックドライバーは拘束時間が長いです。

1日12時間は仕事で拘束されます。

中・長距離便だと、1日15〜17時間くらい仕事をしている場合もあります。

法律違反ギリギリというより、アウトな場合もあるくらい「スーパーブラック」な業界です。

でも、安心してください。

2024年に「働き方改革」の一環として、法改定が行われます。

1月の残業時間は「80時間」が限度、

年間の残業時間は「960時間」が法律で規制されるのです。

違反企業には「罰則」が課せられるので、運送業界の残業時間は減るでしょう。

昭和・平成の時代では、どの業界でも

「寝てねーぜ」

「徹夜で仕事」

こんなくだらいことを自慢する輩がたくさんいました。

「仕事に人生を捧げることが、人としての最高な生き方」

と、勘違いしているクレイジーさんがとても多かった時代なのです。

2000年代になり「日本のバブルが崩壊」した頃では、

「仕事=人生」に疑問を持つ人もタイプの人が増えてきました。

でも、団塊の世代(現在の70歳前後)により、

「男は仕事が人生論」が固定観念とされてきました。

【これ辛いわー④】「深夜」「早朝」の仕事

トラックドライバーは「深夜」「早朝」でも仕事をしています。

基本運送業は、24時間体制です。

集荷から配送までをドライバーが分担して業務をこなします。

業務一例

「配送荷物の積み込み」は、朝一(AM6:00~AM8:30)

「お客さんに配送」は、オンタイム(AM9:00~PM5:00)

「集荷・発送」は、夕方から深夜(PM5:00~PM11:00)

「センター移動」は、深夜・早朝(PM11:00~AM7:00)

※こちらのスケジュールは路線便を参考にしております※

運送業の1日の流れは、こんな感じです。

もちろん、業務形態により多少の変動はあります。

お客さんの営業が終わってもトラックは稼働を続けているのです。

僕たちトラックドライバーは、あなたが寝ている時間でも運転しています。

上記のことから、トラックドライバーの仕事は、

「集荷」「センター移動」「配送」

この3つに分類することができます。

与えられたポジションにより、運転する時間帯が

「早朝」「深夜」

になることがあるのです。

また「早朝」「深夜」の仕事は、生活スタイルが乱れることが多く、

睡眠障害や食生活が不安定になりがちです。

生活スタイルの乱れは「成人病」「精神疾患」にもつながります。

ただでさえ私生活が乱れやすい「独身・1人暮らし」の方は特に注意が必要です。

【これ辛いわー⑤】「働く時間」が安定しない

トラックドライバーは働く時間が安定していません。

・配送先により「出社時間が違う」

・仕事内容により「帰宅時間が遅くなる」

・交通事情(事故・工事・行楽シーズン)により「労働時間が伸びる」

上記にようなことで「働く時間」があっという間に伸びてしまいます。

通常であれば「8時間労働」でできる業務でも、

交通事故により「高速道路の通行止め」が起き、下道を走行するしかセレクトがなくなり、

走行時間が伸びてしまいます。

結果として「10時間労働」「12時間労働」

となってしまうケースがあるのです。

また、配送先により出社時間がまちまちです。

とくにフリーで仕事をしているドライバー(仕事内容が日により異なるドライバー)は、

早朝4時の出社

早朝6時の出社

なんてことはザラにあります。

ことによっては「急に長距離の仕事」が入ってしまうケースもあり、

積み込み終了次第(PM10:00)出発なんてことも起きます。

2024年の「働き方改革」により、

トラックドライバーの労働時間は見直されますが、

まだまだ「ブラックな労働時間」で働いているドライバーはたくさんいるのです。

【これ辛いわー⑥】友達・家族と「休日が合わない」

・土日休み

・正月、GW休み

・年間休日120日

この条件で働いているトラックドライバーはボクの知る限りいません。

いわゆる「一般職」と呼ばれる人とは、かけ離れた生活をしています。

「出社時間」「帰宅時間」の違いはもちろん、

月の休日は、4〜6日なんてドライバーはザラにいます。

また、行楽シーズン(正月・GW)に仕事をしているトラックドライバーも割と多いです。

このことから、友達・家蔵と「休日が合わない」です。

なので「飲み会」「デート」などの割とライトなプランでさえ、

1ヶ月前くらいに会社に「休日申請」が必要だったりします。

また、旅行など連泊する「大型プラン」なんかであれば、

半年、1年くらい前から会社に申請しないと会社から許可がおりません。

では、なぜ休みが取りづらいのでしょうか?

その理由は「1人仕事」だからです。

トラックドライバーの仕事は、1人につき「1ルート」与えられます。

会社は依頼された仕事を管理し、ドライバーに仕事を提供していくのです。

なので「1ルート」が突然すっぽかされると、会社はパニックになります。

代わりのドライバー確保のため、「休日出勤」できる人に連絡したり、

当日配送可能な業者(赤帽などの軽貨物事業)に連絡したりするのです。

会社としては「赤字を掘って」でも、業務を遂行しなければなりません。

なぜなら「顧客からの信頼」が崩れてしまうからです。

1日「1ルート」を任されるトラックドライバーは、気軽には休めません。

このことから、家族・友人との時間がズレ、時間が合わなくなっていきます。

【これ辛いわー⑦】人手不足により「仕事が増量」

物流業界は、慢性的な人で不足です。

企業は常に人材を募集しています。

なんとか人材を確保しても、続かずやめてしまう人が多く、なかなか人が定着しない状況です。

人材不足が続き、仕事量が圧迫し「働けど、働けど、仕事が終わらない」

トラックドライバーをしていると、こんな感覚で仕事をしている人が多いです。

「お給料に反映」してくれれば、まだ頑張れますが、

現状では、ドライバーに還元できる財力もなく、タダ働きしているドライバーも多数います。

派遣会社や協力会社に応援をしてもらいますが、

労働時間の問題が生じ、存分に仕事をお任せできる状況ではありません。

繁忙期ともなれば、社員総出で仕事をしなければならない状況で、

「1人の仕事量が増加」してしまい、心身ともに疲れてしまいます。

人手不足で人材が定着しないから、1人の仕事量が増えてしまう。

仕事量が多いが、給料が増えない、なので、心身ともに疲労してしまう。

こんな負のルーティンを抱えている運送会社が多いです。

【これ辛いわー⑧】労働時間の割に「低賃金」

トラックドライバーは「低賃金」です。

過酷な労働条件のなか、集配を繰り返し労働しています。

台風や雪などの悪天候、交通事故による通行止めによるルート迂回など、

トラックドライバーを苦しめるイベントは多々あります。

「猛暑の中、ひたすら手積み手下ろしの仕事を繰り返す」

「極寒の寒空の中、冷たい豪風に耐えつつ、荷物を納品する」

トラックドライバーであれば、こんな経験当たり前のように体験しています。

そんな経験をしつつ、一生懸命働いた挙句、

給与明細の額を見て、呆然としてしまうことも多々あるのです。

その中から「住民税」「所得税」「厚生年金」「雇用保険」などなどが引かれ、

手元に残る残金の少ないこと。

長年トラックドライバーをやっていると、こんな状況にもなれ、

節約術が相当身につきます。

家庭をもてば、さらに節約術に熟練度が増し、

水筒・手作り弁当持参は当たり前になるし、

タバコ、お酒の量も減らす生活になる(しなければならない)

アクセサリーや無駄な服を買わなくなる(買えなくなる)

スマホゲームの課金はしなくなる(できない)

こんな縛りプレーの中、ドライバー生活を送ります。

トラックドライバーは低賃金の割に過酷な仕事です。

カラダが資本の仕事なので、最低限の気力・体力は必要となります。

「トラックドライバー、これ辛いわー」を暴露|運送業25年やった人が公開【まとめ】

今回の記事は「トラックドライバーぶっちゃけ記事」です。

25年の経験から「トラックドライバーの本音」を公開しています。

「トラックドライバー、これ辛いわー」を8つの項目に分け、公開しました。

【これ辛いわー】8撰

  • 「休憩」「食事」の時間が安定しない
  • 定期配送は「飽きる」
  • 拘束時間が長い
  • 「深夜」「早朝」の仕事
  • 「働く時間」が安定しない
  • 友達・家族と「休日が合わない」
  • 人手不足により「仕事が増量」
  • 労働時間の割に「低賃金」

25年かけて分かった「トラックドライバーの辛い時」が凝縮されています。

トラックドライバーはこんな状況の中、常に働いているのです。

この記事を通して、

これからトラックドライバーを始めてみたいあなたの伝われば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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